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当研究室では維持管理とは、「計画・設計から施工、供用、補修補強、撤去、リサイクルまでの構造物のトータルのスパンで設計する」ことであると考え、既存の枠組みを超えて新たな土木工学体系の創出を目指して活動しています。
これまでの工学は個々の分野を深化させることで物事を理解し、問題を克服してきました。
しかし個々のテクノロジーが相当なレベルに発達した今日においては、それらを有機的に組み合わせ、幸福の創出につなげるための知恵が求められるようになってきています。
特に土木工学は、我々の生活を物理面、経済面、心理面などあらゆる側面から支えるものであるため、個々の構成要素間の相互作用の理解なしでは社会を長く支える構造物を構築することはできません。
これからの土木技術者には、土木工学という枠を超え、理工学、社会学、ひいては人間そのものに対する深い理解が求められます。
研究室では、来る時代を担う「エンジニア」としての素養を身につけ、社会のリーダーとして活躍してもらうため、これまで先人により培われた膨大な知恵を理解し身につけながら、同時に皆さんの独創に基づいた技術開発をできるようなサポートをしたいと思います。
教員からもテーマを提示しますが、もしも各自興味のあるテーマがあればそちらを優先し、サポートします。
前述のように新たな社会を切り拓くためには、既存の知見を理解した上で、それらを新しい視点から再統合する必要があります。
皆さんならではの斬新な着想に期待しています。
当研究室は教員-学生間、学生-学生間の連帯が強い研究室であり、縦横のサポート体制は充実しています。
研究室の日常や写真集,岩波月報もご覧ください。
当研究室への大学院受験を考えている方は、ぜひ教員へご連絡ください。
教員の連絡先は、"メンバー"に記載されています。
もっと情報を知りたいという方はお気軽に研究室へお越しください。